けずカマのウォーハンマーブログ(仮)

ウォーハンマーの戦略や日々の思考を言語化するブログです

【初心者入門記事】9版ティラニッド手引き 2022/07/29

どうも、削りタコかまです。初心者入門記事第一弾はティラニッドです。

ティラニッドは私のメインアーミーの1つなので、一度入門記事を書いてみて、皆さんの反応を伺おうかなという腹づもりです(笑)

 

本記事は、ウォーハンマーをティラニッドではじめたい!という方向けの記事です。

ウォーハンマー40kに関するもっと基礎的な部分は別記事で解説予定です。

 

【ここにリンクを貼る】

 

2000ptまでのサンプルリストも載せるので既存プレイヤーにも少しは参考になるかもしれません。

また、本記事はgoonhammerさんの記事から翻訳引用を絡めて記述いたします。サンプルリストも以下の記事から引用いたします。

www.goonhammer.com

 

では以降本編です。

ティラニッドをはじめる前に

ウォーハンマー40kにおいて、ティラニッドは銀河の彼方から突如現れた、あらゆる生命を貪り尽くす災厄である。40kの陣営の中でも特殊な存在で、ほぼ全ての陣営と同盟を組むことができない。

もしあなたがモンスター映画や特撮の怪獣、トップをねらえ!の宇宙怪獣やマヴラブのBETA が好きなのであればティラニッドはうってつけの陣営だろう。

小さいミニチュアをたくさん戦場に並べるもよし、巨大なモンスターを戦場に並べるもよしだ。

また、彼らは無数の群巣艦隊に分かれていて、自分だけのオリジナル艦隊を作成し、自由にペイントすることができる。



ティラニッドの強み

  • 強力なステータスと「シナプス統御」による能力強化
  • 特化適応アップグレードや、急速適応による高い適応能力
  • シナプスによる士気テストの自動成功
  • 多くの素早いユニットや、増援経由の出現方法

 

ティラニッドの弱み

  • シナプスが外れてしまう(範囲外にユニットがいる場合)とそのユニットは士気テスト自動成功がなくなるため、「統」が低いものは士気テスト失敗が多発する
  • シナプス持ちのユニットを早期に失うと上記のデメリットに加え、ラウンドごとの強化も得られなくなる
  • オーラに干渉する能力に弱い

ゲームプレイに必要な本(2022/07/29時点)

コデックス:ティラニッドのみ、forge worldのユニットを使いたい場合はImperial Armour Compendiumも必要です。

最新のポイント表は以下(特にティラニッドはほぼすべてのユニットにポイント改定が入ったので必ず参照すること、印刷してコデックスに挟んでおくのをおすすめする)

https://www.warhammer-community.com/wp-content/uploads/2022/06/sEQa5gnEMqHaE7yW.pdf

軍拡の方針

最初に、あなたの群巣艦隊をどのように運用したいかのコンセプトを決めておくと良いかもしれません。

ティラニッドはいくつかの異なる群巣艦隊で構成されており、それぞれの艦隊に固有の適応特性、ウォーロード特性、レリックを提供します。

もしコデックスで用意されている群巣艦隊にピンと来なければ狩猟型、潜伏型、摂食型の三つの変異形態から特性を選んで、自分だけのオリジナル群巣艦隊を作成することも可能です。(コデックスp60)

尚、この場合は固有のウォーロード特性やレリックはありません。

 

コデックスで用意されている各群巣艦隊の能力の細かい解説はここでは省きます。是非コデックスで確認してみてください!

 

ティラニッドの集め方

ティラニッドを集めていくに際し、まずはやはり現行唯一のお得箱であるコンバットパトロールをおすすめしたいです。

https://www.games-workshop.com/en-JP/combat-patrol-tyranids-2022

この箱は単品で個々のモデルを購入するよりも日本円にして丁度1万円お得な箱となっており、実質ターマゴーント2箱分が無料で付いてくるようなものである。

HQをハイヴタイラントかスウォームロードのどちらか一体、ターマゴーントを30体(余り6体)、リッパースウォーム3体、ティラニッドウォリアー3体(ティラニッドプライムをここで組んでしまうと残り二体のティラニッドウォリアーが不完全ユニットとなってしまう)が手に入る。
リッパースウォームはあまりゲームで見ることはないかもしれないが、そのほかはどれも良いユニットで、もしティラニッドからウォーハンマー40kを遊びたいというのであれば、これは断然ベストバイだと思う。

ターマゴーントの大群で遊びたいプレイヤーであれば2箱目も検討していい内容であると思う、それ以外のルートを歩むプレイヤーは一箱で十分であろう。

 

残念ながら、毎年冬に出るバトルフォース、既に絶版となってしまったスタートコレクティング以外では、ティラニッドには他にお得セットが存在しない。

どうコレクションするかにもよるが、ヤフオク、メルカリ、ebay(結構オススメ)で中古品を買うという選択肢もアリだと思う。
特に、ニューロスロープやティラニッドプライムなど、通常箱を購入して組むとかなり割高のモデルにこの方法は向いていると思われる。

コレクションを計画する際には、自分のスタイルに合ったリストを作成し、それに従って購入計画を立てていくのが良いでしょう。一度に大量の資金を投入する予定がない限り、まずはコンバットパトロール箱での500pt戦から初めて、自分がどのようなスタイルでティラニッドをプレイしたいかを模索するのが良いと思う。
このように段階を踏むことで、ユニットを学び、コデックスの理解を深めることができる。また、もし近隣のショップで「クルセイドキャンペーン」を行っているのであれば、この買い方は非常に相性がいい、積極的に参加しよう。

私が良く行くY&Yさんでも、AOSとの入れ替わりで「750pt作ろう会」が開催されている。

miniatureshopyandy.com
最後に、ティラニッドを集めるうえで一番厄介なことが一つある。多くのユニットがオンライン限定、ダイレクト品ばかりだということである…これは正直初心者の方には難しいかもしれないが、自分で公式オンラインショップで注文するか、ウォーハンマー製品を取り扱っているお店で注文する、またはウォーハンマーストアがあるのであれば、手軽に注文することができるだろう。

また、先ほど少し記述したが、ニューロスロープとティラニッドプライムに関しては少し厄介である。どちらもユニットの強さは折り紙付きで、ぜひ一体は持っておきたいところであるが、そのまま組むとゾアンスロープ、ウォリアーそれぞれ2体ずつ余ってしまう。
2箱ずつ購入することでニューロスロープ+ゾアンスロープ5体、ティラニッドプライム+ウォリアー5体にしてしまうのが通常購入では最もおすすめだ。
9版ではブラスト系武器を避けるために5体のユニットにすることにも理があるためである。

ティラニッドのペイント

以下の記事や、公式の動画を参考にすると良いと思う。また、YouTubeにはたくさんの動画があるので「tyranid painting」や、「tyranid speed paint」などで検索するのも効果的だ。

www.goonhammer.com

youtu.be
サンプルリスト

コンバットパトロール箱から始める際のリストと、そこから軍拡していく際の現実的なコストについてみていきましょう。これらはティラニッドに慣れ親しむため、有意義なコレクションを構築することを目的としているため、競技的なリストではないことを前置きとして書いておく。(goonhammerより引用、750ptリストについては私が引用元リストから中間的なものを作成してみました。)

コンバットパトロール500ptリスト

当然といえばそうなのだが、コンバットパトロール箱の中身だけでまともに機能する良いスタートリストを作ることができます。このリストは、白兵戦の強さと対ビークル用のパンチ、そしてアーミーを動かす際の基礎を教えてくれます。

トロールデタッチメント:500pt,3CP

HQ:ハイヴタイラント 195pt
  (ラッシュウィップ、大型ボーンソード、ヘヴィベノムキャノン)

トループ:3×ティラニッドウォリアー 95pt
  (3×デュアルボーンソード、2×デススピッター、1×ベノムキャノン)
トループ:20×ターマゴーント 140pt

トループ:10×ターマゴーント 70pt

現在のコスト:2万円

低いポイント戦で予想されるように、このリストは必要最低限のものですが、非常にタフなHO(低ポイント戦で出てくる耐8ユニットはかなり倒しにくい)と、目標確保を達成することができる十分なトループがあります。
ティラニッドウォリアーは自陣を狙おうとする相手ユニットにいいカウンターを行うことができ、また「群れの呼び餌」策略でより確実に突撃を成功させることができます。これは高ポイント戦でも使うテクニックなので、積極的に使っていきましょう。
どの群巣艦隊を選ぶかによって、ウォーロード特性やレリックにCPを費やすことも考えられます。例えば、シャードガレットのレリックはかなりの破壊力がありますが、低ポイント戦では少しやりすぎかもしれません。

インカ―ジョン750ptリスト

これは私が上記リストに2箱ほど加え、750pt基準に作成したリストとなります。

後述の1000ptリストの流れに沿うように組んであります。


トロールデタッチメント:750pt,3CP

HQ:ハイヴタイラント 195pt
  (ラッシュウィップ、大型ボーンソード、ヘヴィベノムキャノン)

HQ:ニューロスロープ 100pt

トループ:3×ティラニッドウォリアー 95pt
  (3×デュアルボーンソード、2×デススピッター、1×ベノムキャノン)
トループ:20×ターマゴーント 140pt

トループ:10×ターマゴーント 70pt

 

ヘヴィサポート:スクリーマーキラー 150pt

  アドレナリン分泌腺、特化適応:シナプス強化)

現在のコスト:20000+18400=38400円

500ptの時のリストに加え、HQのニューロスロープ、スクリーマーキラーを加えました、正直スクリーマーキラーはダイレクト製品なので避けたかったのですが、強くてかっこよくて二体も入ってるのでオススメではあります…!ぜひ手に入れていただきたいです。実際のところ私もこのgoonhammerのリスト例とほぼ同じ軌跡を辿ってきたので正直この記事には驚いています。

もし厳しい場合はコンバットパトロール箱にターヴィゴン(ティラノフィックスとコンパチ)を追加してよりターマゴーントに特化するのもいいと思います。

このリストはシナプスの補助を受けたいターマゴーントが多く入っているので、追加のシナプス生物であるニューロスロープと、現状アタッカーがハイヴタイラントしかいなかったのでスクリーマーキラーを追加したリストになります。ポイントが余っていたのでシナプス強化のアップグレードでスクリーマーキラーもシナプス持ちにしています。

インカ―ジョン1000ptリスト

上記のリストに加え、さらにシナプス持ちを加え、ラウンドごとのシナプス統御アビリティを余すことなく使う編成になっている。

バタリオンデタッチメント:1000pt,3CP

HQ:ハイヴタイラント 195pt
  (ラッシュウィップ、大型ボーンソード、ヘヴィベノムキャノン)

HQ:ニューロスロープ 100pt

トループ:6×ティラニッドウォリアー 205pt
  (アドレナリン分泌腺、6×デュアルボーンソード、4×デススピッター、2×ベノムキャノン)
トループ:10×ターマゴーント 70pt

トループ:10×ターマゴーント 70pt

トループ:10×ターマゴーント 70pt

 

エリート:3×ゾアンスロープ 150pt

 

ヘヴィサポート:スクリーマーキラー 140pt

  (アドレナリン分泌腺)

 

現在のコスト:20000+7400 + 7400 + 7600 + 11000 =53400円

このリストはコンバットパトロールをベースに、ティラニッドウォリアー、カーニフェックス、ゾアンスロープを2箱追加したものである。これにより、ゾアンスロープの予備とカーニフェックス/オールドワンアイ/ソーンバック/スクリーマーキラーを後々使用することができるようになります。また、ニューロスロープがお好みなら、2つ目のを作ることもできます(これはなかなか良いものです)。プレイに慣れるにつれて、予備のモデルを蓄積し、調整することができます。
日本円にするとなかなか高額ですが、これはもう割り切ってください…
先ほど少し話したゴーント編成を目指すならここでコンバットパトロール2箱目という選択肢もあります。


ストライクフォース2000ptリスト

最後に、ここまで長きにわたり時間と資金をかけてきた最後のリストになる。
ここでは更なるモデルと、いくつかの新しい技を組み込んでいます。

バタリオンデタッチメント2000pt,5CP

HQ:ハイヴタイラント 195pt
  (ラッシュウィップ、大型ボーンソード、ヘヴィベノムキャノン)

HQ:ニューロスロープ 100pt

トループ:6×ティラニッドウォリアー 205pt
  (アドレナリン分泌腺、6×デュアルボーンソード、4×デススピッター、2×ベノムキャノン)

トループ:6×ティラニッドウォリアー 205pt
  (アドレナリン分泌腺、6×デュアルボーンソード、4×デススピッター、2×ベノムキャノン)
トループ:10×ターマゴーント 70pt

トループ:10×ターマゴーント 70pt

トループ:10×ターマゴーント 70pt

 

エリート:3×ゾアンスロープ 150pt

エリート:3×タイラントガード 135pt

  (アドレナリン分泌腺、ボーンクリーヴァー&ラッシュウィップ、レンディングクロウ)

 

ファストアタック:モルトレックス寄生体 80pt

  (ウォーロード特性:異質なる狡猾さ[-1CP])

 

ヘヴィサポート:スクリーマーキラー 140pt(アドレナリン分泌腺)

ヘヴィサポート:スクリーマーキラー 140pt(アドレナリン分泌腺)

ヘヴィサポート:エグゾクライン 225pt (特化適応:群生甲殻)

 

フライヤー:ハーピー 215pt

  (2×ヘヴィベノムキャノン、特化適応:シナプス強化)

 

現在のコスト:20000+7400 + 7400 + 7600 + 11000 + 15200 + 7300 + 5700 + 10600 + 11700 = 103900円

このリストにはティラニッドウォリアーが追加で2箱(9版ティラニッド最高のトループ枠)、タイラントガード1箱、モルトレックス寄生体、エグゾクライン、ハーピーを追加で購入し、前述のリストで余っていたカーニフィックスも投入している。

このリストでは、強力な射撃でタフなビークルやモンスターを倒し、ハイヴタイラント、ウォリアー、スクリーマーキラーは驚異的な近接攻撃で対戦相手のユニットを脅かします。
近づくものはすべて高ダメージのモンスターと強力なサイカーが迎え撃ち、モルトレックス寄生体は追加のウォーロード特性で目標を奪ったり戦術的な柔軟性を与えてくれる。
残りの5CPでいくつかのレリックなどを持たせることもできます。
このリストは尖った部分はないが万能でどんな相手にも柔軟に立ち回ることができるだろう。

 

最後に

最後まで見ていただいてありがとうございます。この記事がウォーハンマー入門者にとって少しでも助けになればと思う次第です。

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