【初心者入門記事】アンダーワールドの手引き 2022/07/29
どうも、削りたこカマです。
初心者入門記事とにかくたくさん書いていこう!ということで、個人的にかなり好きなゲーム、ウォーハンマーアンダーワールドについて解説していきます。
このゲーム、単純にして奥深く、作成するミニチュアも少なくてとにかく手軽なのですが、発売スパンが短く現行キットだけでかなりの数があるので、恐らく一見して「どれを買えばいいの?」という方がかなりおられると思うので、そのあたりについて言及していこうと思います。
カードゲームに馴染み深い日本人であればハマる要素盛りだくさんのスカーミッシュゲームだと思うので、ぜひ最後まで読んでいってもらえたらなと思います。
今回は以下の海外記事を参考にしております。
ageofminiatures.com
以下本編です。
----------------------------------------------------
はじめに
ゲームズワークショップが究極の対戦型ミニチュアゲームと宣伝するこのウォーハンマー・アンダーワールド、実際のところどのようなゲームで、どのように入門すればいいのか?
こういった疑問を解決するために、この記事を執筆しました。この記事は、アンダーワールドをはじめるにあたって、初心者が知っておくべきことを全て把握するためのものです。
以下に現在まで発売されている、全ウォーバンドのリストを掲載いたします。お気に入りのウォーバンドが見つかるかもしれません。(簡単な記事なので、以下の記事は翻訳予定はありません。どうしてもという方はご一報ください…)
※あくまで全ウォーバンドのリストなので、絶版のウォーバンドもかなり含んでおります、下記の記事であればseason4からのウォーバンドが現在購入できるウォーバンドとなります
ウォーハンマーアンダーワールドは、ゲームズワークショップのメインゲームの一つ、「エイジ・オブ・シグマー(AOS)」と同じ世界を舞台にした、デッキ構築に重きを置いた対戦型ミニチュアカードゲームです。
1ゲーム平均30~45分で、プレイに必要なスペースは最大でも(ボードの置き方によって変動するため)80㎝四方くらいあれば十分すぎるほどかなと思います。
ゲームをプレイするには、専用のボード、平均3~9体のミニチュアからなるウォーバンド、専用ダイス、カードデッキと、そして何より対戦相手が必要です。
ゲームの目的は、栄誉点を集めることです。栄誉点トークンは、目標カードの達成や敵のファイターを倒したときなど、さまざまな方法で獲得することができます。各軍団はそれぞれ独自のプレイスタイルを持っています。ある者は殺戮を得意とし、ある者は盤面をコントロールすることを得意としますが、一般的には、どのカードをデッキに入れるかによって、どのようにポイントを獲得し、ゲームに勝利するかが決まります。
ゲームを始めるのは実はとても簡単で、特に最新のウォーバンドとコアセットには既成のデッキが付属しているので、ゲームの基本を理解するためにすぐに遊び始めることができる。しかし、ゲームをマスターするには......それはまた別の話だ。
この記事の最後の項目では、デッキをマスターすることから最新のメタを把握することなど、ゲームに関する知識を高めるために参考にできる他のオンラインリソースを紹介している。
このガイドは、あなたの最も切実な疑問に答え、『ウォーハンマー・アンダーワールド』があなたに向いているゲームかどうかを知るための、より高度なゲームのプレゼンテーションになると信じています。
ウォーハンマー・アンダーワールド:ルール概要
アンダーワールドは日本語ルールがしっかり整備されているので、細かい解説は省くが、以下に簡単なまとめを残しておきます。
- 膨大な数のウォーバンドの中からどのウォーバンドを使うかを決めなければなりま せん。各ウォーバンドには決まった数のファイターが付属しています。
- デッキに入れられるカードは、選択したウォーバンドあるいは大同盟のシンボル、もしくは共通シンボルが描かれているものに限られる。
- デッキは、条件を満たせば栄誉点を獲得できる12枚以上の目標カードと、戦術カードやファイターのアップグレードを可能にする強化カードからなる20枚以上のパワーカードで構成されています。
- ゲーム開始時にボード、トークン、ミニチュアを配置し、あなたと対戦相手が交互にアクションを実行する3ラウンドを行います。
- 各ラウンドは1プレイヤーにつき4回のアクションで構成され、通常ファイターの移動や攻撃など様々なアクションが可能で、カードをプレイできる「パワーステップ」があります。
- 各ラウンドの終了時に、あなたは達成した目標カードを解決して栄誉点を獲得し、新しいカードを引きます。最終ラウンドの終了時に、栄誉点が最も多い人が勝者となります。
ウォーハンマー アンダーワールドのさまざまな遊び方
ゲームズ・ワークショップの多くのゲームと同様に、『ウォーハンマー・アンダーワールド』にも様々な遊び方があります。2人用の「フレンドリー」なゲームから、競技化されたトーナメント、そしてマルチプレイヤーゲームまで。
ゲーム自体はシーズンで形作られており、シーズンごと(だいたい9月から6月まで)に8~10種類の新しいウォーバンドがリリースされ、ゲームを改善し、どの戦略を使うべきかを変更する新しいカードやメカニズムが登場します。
現在以下の5つのシーズンからこのアンダーワールドは形作られています。
- シェイドスパイア
- ナイトヴォールト
- ビーストグレイブ
- ダイアキャズム
- ハロウディープ/ネザーメイズ
基本的にどのシーズンのウォーバンドでも使うことができますが、トーナメントや試合形式によっては特定のセットのカードしか使用できない場合があります。
細かい部分は後述します。
以下がアンダーワールドの様々な遊び方になります。日本人にはなじみ深いポケモンカードや、MTGのフォーマットに値するものです。
- レリック:これはゲーム形式の中で最も寛容なもので、あらゆるウォーバンド、カード、ボードが使用可能です。いくつかの制限カードやあまりにも強力なカードは禁止カードになっています。
- チャンピオンシップ:特定のカードやボードのみがプレイできる、最も広く普及しているフォーマットです。過去二回分のシーズンのカード、ボードが使用できます。
- ライバルズ:これは初心者に最も優しいフォーマットで、あらかじめ定義されたデッキしか使用できないフォーマットになります。
- アリーナモーティス:アリーナで1つのミニチュアを使い、他の参加者全員と対戦する多人数参加型ゲームです。デッキ構築もゲームの一部ですが、それ以上にひねりが効いています。
上記の各フォーマットの詳しいルールは以下です。すべて日本語化されています。
https://www.warhammer-community.com/ja/faqs/?=#warhammer-underworlds-ja
実はこれら以外にも遊び方があり、例えば『ホワイトドワーフ』2018年12月には、すべてのウォーバンドがガルガントを倒すという多人数戦が掲載され、2019年11月には『ダイアキャズム』でPrimacyとなるものを思わせる、特定のカード(Ur-Predator)でアップグレードしたファイターを倒すというコンセプトの『Apex Predator』が存在します。
もし興味がある方はバックナンバーのホワイトドワーフを探してみてもいいと思います。私も遊んでみたいです…w
最後に、すべてのウォーバンドは、メインゲームである『エイジオブシグマー(AOS)』で適切に使用するためのルールを備えています、これらのウォーバンドは、あなたのアーミーのカラースキームをテストするための素晴らしい出発点となることでしょう。
ウォーハンマー・アンダーワールド、結局何を買えばいいの?
これはおそらく、最も難しいところでしょう。ウォーハンマー・アンダーワールドのほぼすべてのウォーバンドは、このゲームのために特別に作られたもので、シーズンによって入手可能です。過去2シーズンは、どの店舗でも必ずカード付きで販売されています。
例外は前シーズンのスターターセット(2022年現在ではダイヤキャズムが相当する)で、通常、新しいものが出版されると絶版になり、中の2つのウォーバンドはカード付きで別売りされますが、カウンター、ダイス、ボードなどはすべて付いていません。
(ただ、日本では結構前のシーズンのスターターやウォーバンドが売れ残っているケースが多い、根気よく探してみるのも手だろう、アンダーワールドは日本語版が存在するので、日本語検索でもそこそこヒットする)
結局のところ、このゲームを始めるにあたっては最新のスターターセットが最適です。2つのウォーバンド、2つのボード、カード、ダイス、トークンがセットになっており、友人と一緒にゲームを学び、プレイを始めるのに必要なものです。
ある程度ゲームに慣れてきたら、エッセンシャルカードを追加するのもおすすめです、エッセンシャルカードとは、シーズンの変化による影響を受けない共通カードで、最新セットが出たから陳腐化するものではありません。
https://www.games-workshop.com/en-JP/WH-Underworlds-Essential-Cards-JP-2021
ウォーバンドを選んだら、すぐにプレイできるよういくつかの基本的なカードがボックスに入っています。スターター+エッセンシャルにも慣れてきて、さらに高度なデッキ構築をしたい!という方は他のウォーバンドに手を出しましょう、単品のウォーバンドには、他のウォーバンドで使用することのできる共通カードが含まれています。
自分のデッキを強化するカードを買うと、なぜか超かっこいいミニチュアがついてきます!やったね!
ウォーバンドの運搬方法
これについては様々な方法を試されている方がいると思いますが、私の運搬方法を少し紹介いたします。
以下のケースに大体1ウォーバンドが収まる感じでスポンジを抜いて管理しています。
このスポンジを販売しておられるオルカファクトリー様ではそのほかにも様々な便利な収納アイテムが販売されています。
また、公式のケースを使うのもいいと思います。こちらはデッキまで丸ごと入りますね
ただ、こちらは既に絶版品ですので、運よく見つけられた方は…という感じです。
少し大きいですがスカーミッシュケースなら複数のウォーバンドが入ると思われます。
参考になりましたら幸いです。私はこういう風に運搬しているよ!とかありましたら是非ご教授ください、当記事で紹介させていただきます。
ウォーハンマー・アンダーワールドの長所、短所
ウォーハンマー・アンダーワールドは、ミニチュアゲームの根幹を簡略化した素晴らしいゲームです。ヘックスボードを導入し、ヘックスを数えるだけで、メジャーやインチを数えたり、テレインの大きさによって射程内かどうかを議論する必要がなくなり、移動部分が簡素化されています。
このゲームは、他の有名ブランドのようなTCGではなく、ゲームをプレイするにはカードが必要で、中には希少価値の高いものもありますが(絶版しているという意味で)、パック運に頼るのではなく、そのカードがどこで手に入るかを常に知ることができるという意味で、TCGなのです。カードがどこにあるか知りたい場合は後半に便利なリンク集を用意したので、活用していただけると幸いです(英語サイトだけなのでごめんね!)。
ミニチュアはプラスチック製で、(ゲームズワークショップの基準では)比較的安価であることを考えると、良い品質です。しかし、スナップフィット式なので、接着剤を必要としない初心者には最適ですが、経験豊富なプレイヤーにとっては、合わせ目消しをするために余分な作業が必要になるため、逆に大変な部分もあるかもしれません。ウォーバンドはそれぞれ色つきのプラで成形されているので、未塗装のウォーバンドを2つ置いても、見分けがつきやすくなっています。
戦略は重要です。このため、デッキ構築の段階は、より競技的なゲームにおいて違いを生むでしょう。しかし、結局のところサイコロの出目に左右されるので、ちょっとしたランダム性が生まれ、バランスを取ることに成功しています。
このゲームは、初心者が新しいゲームを始めるのにも、ベテランがより競争的なシーンでお互いに挑戦するのにも最適です。ほとんどのウォーバンドはかなりバランスが取れていて、明らかに強すぎるものや弱すぎるものも少ないです。
日本では大きな大会などもないので、自分のお気に入りのウォーバンドで、あーでもないこーでもないと頭を捻りながら友達と対戦を楽しみましょう!!
便利なリンク集
・ゲームズワークショップ(以下GW)公式サイト
・アンダーワールド最新ニュース
https://www.warhammer-community.com/warhammer-underworlds/
・Underworlds DB
このサイトは、特定のカードがどのセットに属しているか、あるいは正確なテキストが何であるかを調べたい時に便利です。特定のカードがどのフォーマットで使用できるかがすぐにわかる機能があります。
最後に
ウォーハンマー・アンダーワールドをはじめるにあたってこの記事が役に立ったでしょうかもしなにか疑問点などありましたら当記事にコメントをしていただくか、以下の私のTwitterアカウントまで